ひまわり市場

labo8の近くにはひまわり市場というスーパーがあります。

ひまわり市場は北杜市の大泉町にある地方のスーパーなのですが、非常にユニークな売り場で一見に値します。事実テレビ番組でも何回も取り上げられています。

地方のスーパーで売り場面積は決して狭くはないですが、それほど広いというわけでもありません。陳列されている商品は八ヶ岳周辺の名産品、例えばハムやベーコン、パンやジャムや高原野菜などだけでなく、全国の名産品が所狭しと並べられています。海産物も、都内のスーパーにも負けないほどの品揃えです。おそらく、地元に住んでいる方だけでなく、移住してくる方々も多く、別荘も点在するエリアなので、それだけの商品を揃えられるだけのニーズがあるのかと思います。

しかし、このスーパーのユニークさは商品の品揃えだけではありません。会社のホームページを見ると「目指しているのは八ヶ岳のびっくり箱」とのことです。そのことは・・・

マーケティングの業界で「モノ消費からコト消費」へ消費構造の変化が言われていますが、なるほどこれが「コト消費」の時代のスーパーの売り方なのかなと思います。

UX(ユーザーエクスペリエンス)というとデジタルの世界やなにか難しい概念のように聞こえますが、どのような場所でも知恵を絞って考えることが、物事を作っていく基本なのだなと改めて考えさせられます。

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